クリエイターイベント: 2006年12月アーカイブ

前編の続きです。

先日訪れたワタリウム美術館にて「ワタリウムービー1990-2006」というい企画が催されていました。
過去にワタリウム美術館で行われたイベントの映像を自由に視聴できるという企画です。
観ることができるのは過去の1000を超えるイベントの中の選りすぐったベスト30だそうです。
1月28日まで行われていて、一度入館料を払って入れば期間中は何度でも観られます。
(昨日のblogにて書きました「河井美咲、テイラーマッキメンスのボロボロドロドロ展」と同じチケットです。大人1000円、学生800円で両方楽しめます)
受付で視聴したい映像を言うと、DVDを貸し出してもらえます。

その中で一人、気になるアーティストの方がいました。
わたしはそれまでまったく知らなかったのですが、ヘンリー・ダーガーさんという方です。
ヘンリー・ダーガーさんはすでに亡くなられています。
野田正彰さんという関西学院大学の教授の方がヘンリーダーガーさんについて講演した様子が視聴可能でした。

アートの世界ではかなり有名な方のようです。
残した作品のタイトルは
「非現実の王国として知られる地における、ヴィヴィアン・ガールズの物語、子ども奴隷の反乱に起因するグランデコ・アンジェリニアン戦争の嵐の物語」
全15000ページ以上の絵物語で、19歳のときから80歳のときまでずっと描かれ続けたそうです。
その作品が世間にある他の芸術作品と大きく異なるのは「人に見せるためではない」ということ。
彼は死ぬまでその作品を誰にも見せることなく、ただただ描き続けたのだそうです。
死後、家主に発見され、その家主が公表したのが「非現実の王国で」(長いからかタイトルは略されることが多いようです)となります。
家主が芸術家であったために世に出るにいたりましたが、そうでなければ処分されていたのでしょう……。
おそらく自分のためだけに描いたであろうその作品群、そこにはものすごく圧倒される力があるそうです(わたしはまだほんの一部分しか見ていません)。
自分のために描くことが良いか悪いかという問題ではなく、それだけ一つの道を貫いたものには他にないパワーがこめられていることでしょう。

ヘンリーダーガーさんの作品は良くか悪くか世間に出たわけですが、出ないで消えていっている作品も地球上に数多くあるのだろうなと思います……。

「非現実の王国で」は日本語訳版も出版されていますので興味がある方はぜひ!

Wikipedia ヘンリー・ダーガー
CARL HAMMER GALLERY(ヘンリーダーガーイラスト集)
Amazon ヘンリー・ダーガー 非現実の王国で (大型本)

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つい先日、銀座線外苑前駅の近くにあるワタリウム美術館に行ってきました。
ワタリウム美術館では、ある一定期間、特定のアーティストについての展示を行います。
チケットを購入すると会期中は何度でも入館できるので、一回の料金で何度も何度も足を運べちゃいます。お気に入りのアーティストの展示が行われているときはかなり嬉しいシステムですよね。

今年の10月14日(土)~来年の1月28日(日)まで行われている河井美咲さんとテイラーマッキメンスさんによる「ボロボロドロドロ展 帰ってきた日本のサブカルチャー」を観に行きました。
かなり個性的な表現の数々、展示面積は決して広いとは言えないですが刺激的でした。
また、1階及び地下では手帳、書籍、鞄等など、他ではなかなか目にしないような品物を多数売っていまして、こちらも面白かったです。
1階及び地下につきましては無料で入ることができます。

ワタリウム美術館には今回初めて行きましたが、また別の展示の際に行ってみようかなと思います。

左側の写真はワタリウム美術館の入り口です。載せる意義がないぐらいにわかりづらい写真ですが……。
右側の写真はワタリウム美術館とはまったく関係ないですが、表参道ヒルズの近くにある「表参道・新潟館 ネスパス」の前に飾られていた雪だるまです。湯沢・苗場スキー場の雪だそうですよ。みんな足を止めて写真を撮っていました。わたしも写真を撮って雪に触ってその冷たさにちょい感動、ちょい恥ずかしげ。

後編へ続く。

ワタリウム美術館
表参道・新潟ネスパス館
表参道ヒルズ

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