2008年3月アーカイブ

マリオは左から右へと進む

| カテゴリ:ゲーム

磯野家の面々はお出かけするとき、視聴者から見て「左←」へと移動する。
磯野家の面々は帰宅するとき、視聴者から見て「→右」へと移動する。

ネット上でかなり面白い記事を見つけたので紹介させていただきます。
(最近他者様の記事の紹介ばかりしている気がしますが、まあそれが有益であればよいかなと)

ゲームの右と左 マリオはなぜ右を向いているのか

ファミコン世代(というかゲーマー全般かしら)にはたまらない内容でした。

内容としてはタイトルの通り、スーパーマリオブラザーズのマリオの移動方向についての考察となっています。
スーパーマリオブラザーズ、知らない方が万が一いるかもしれないので簡単に説明しますと「有名な兄と影が薄い弟による世界で最も売れたテレビゲーム」です。

上手及び下手の考え方、左上位及び右上位の考え方、ニコニコ動画のコメントの方向についてなど、詳しく論じられています。
分野的にはエルゴノミクス(人間工学。人間の使いやすさを追い求める学問)ということになるのでしょうか。

ものを作る人というのは、細部にまでこだわり、あらゆる箇所に経験や論理性による結論を持たせています。
細部とはどういうものを示すのかというと、たとえば……


  • 自動販売機で商品を購入した際、お釣りは自動返却とするべきか手動返却とするべきか

  • コンピュータの画面に数値を表示する際、小数点を示す記号として,と.のどちらを用いるべきか(国によって異なります)

  • BBSで返信のついた話題を上位に移動するか移動しないか


まあ、実際にこういった物事を扱う人からすれば全然細部ではないでしょうが、一般の方にしてみれば細部かなと。
要は仕様決めということになります。システムエンジニアの方々の得意分野でしょうね。

仕様決めの際には"標準"を考慮する必要が多分にあります。

たとえば、アクションゲームでのキャラクターの移動方向についても、左←右か左→右のどちらが良いかを考える際、ユーザーがどちらに慣れ親しんでいるかということを必ず考えないといけません。
「ネジを回す方向が逆になる」「トイレの男子が赤、女子が青になる」それだけで大半の人が生活に苛々を感じるのではないでしょうか。

Wikipedia スーパーマリオブラザーズ
仕様とは - はてなダイアリー


  

動画社会

| カテゴリ:Web・IT

YouTubeやニコニコ動画の例を挙げるまでもなく、インターネット上で動画を見ることが本当に当たり前になってきましたね。
そこには著作権や情報格差等、様々な問題が多分に含まれておりますが、インフラ(基盤環境)の発展を強く実感させられる毎日です。

動画との触れ合いがここまで一般的になって嬉しいことの一つに、海外の映像が身近になったということがあります。
日本にいれば日本の映像作品などは入手しやすいですが、海外ものはそれが難しいですからね。
海外作品が日本作品より素晴らしいと断言するつもりはないですが、日本作品にないセンスに満ち溢れているのは事実かなと。

というわけでネット上某所で話題になっている二つの動画のご紹介です。
「海外作品に触れられることが素晴らしい」という前振りの割りに、作者が日本人だったりするかもしれないけれど。
とにかく、色々なセンスや環境に触れられるようになってきたなってことですね。

まずは、黒板を使ったアニメーションです。
センスに感嘆でございます。


そしてもう一つ、スペインにあるらしい「El Caminito del Rey」 という道の映像です。
高所恐怖症の人は見ているだけで涙目です。
わたしは涙目です。

ネットの世界地図

| カテゴリ:Web・IT

ネット上で日本国外の方が描いたらしい「ネットの世界地図」というものを目にしました。

アルファルファモザイクよりネットの世界地図

誰が描いたのかとか、この地図を制作するに当たってのデータソースに信頼性はあるのかとか、ただの主観地図じゃないかとか、そんな理屈は横に置いておきましょう。
単純に見ていてなんだか面白いです(ネット社会への興味がある程度ないと理解できない部分多いでしょうが)。

ある物事を誰かに伝えたいときには図示というのは非常に有効な方法です。
直感的にわかりますので。
「プレゼンテーションでは文字を少なめグラフ多めに」なんらかの資料制作をされる方なら当たり前すぎるぐらい当たり前の話でしょう。
そんな図示にさらにユニークさを加えたのが今回紹介するネットの世界地図なわけですが、見てすごいなと思うのが、面白いだけではなく位置や面積を巧みに使うことで情報を有効に伝達しているということ。
地図先にありきではなく、データ先にありきのような感じを受けます。

MySpaceでかいな……。

MySpace

トップページ周辺、言葉素材‐泪の止まる野菜‐に続きまして、トップクリエイターズ‐over3.14‐をリニューアルいたしました(まだ多少のデザイン変更はする予定ですが)。
リンクさせていただいている方々の活動活躍情報紹介コンテンツです。

主なリニューアル項目としましては以下の通りです。


  • カテゴリ分類がわかりやすいようにトップページを変更

  • ヘッダー、フッター含めデザインを全変更

  • 各カテゴリ内容を掲載情報量によってページ分割


クリエイターの方々の活動情報にはいつも喜びや刺激や、たくさんのものを与えていただいています。
街を歩いていて、道や書店でその活動に触れると本当に嬉しいです。
その恩返しとしてできる限り良い形でニュースを紹介したい、常々思っています。
なかなか難しいですが、今回のリニューアルで少しは目標に近づけたかなと。

段階的リニューアル、後はflash素材‐透明な便箋-と雑記blog‐青酸カリ カラメルシロップ味-ですね。
この二つについては少し時期が空く予定です。
楽しみに待っていていただければ幸いです。

今後もよろしくお願いいたします。

青春B■トップクリエイターズ‐over3.14‐

Ajaxとは

| カテゴリ:Web・IT

何年か前から、Webの世界の流行語の一つとしてAjaxという言葉があります。
Asynchronous JavaScript + XMLの略です。
Wikipedia Ajax

昔はWebアプリケーションと言えば、新しい情報を表示する際にはその都度「サーバ側へのリクエスト「サーバ側からのレスポンス及び画面遷移」というものが一般的でした。
しかし、Ajaxは画面遷移を伴わずにページ内容を変更する技術です。

Ajaxを利用した最も有名なサービスといえばGoogleMapということになるでしょうか。
地図を動かすときにわざわざ画面の再読込が発生していないですよね。
Googleマップ
ちょっと古いですがgoogleMAPで一番やばい物を見つけた奴が優勝:ハムスター速報2ログ

また、当サイトからリンクしている検索エンジンQooqleもAjaxを利用しています。
Googleでは検索の度に新たな画面を呼び出しますが、Qooqleは入力に対応した検索結果を同画面にて表示します。
Qooqle

と、Ajaxについて書きましたが、実はわたし自身、この技術がどういうものなのかいまいち把握できずにいました。
どのようなコードを書くことで実現可能なのかが検討つかないという意味ではないです。
これだけ騒がれていますが、どうして騒がれるか、どうして斬新なのかなど、なんだか不透明だったのです。
Web2.0という単語についても似たようなイメージがありました。
どうしてただの概念に過ぎないWeb2.0という単語をそこまで大々的に取り上げるのかなって。
Wikipedia Web2.0

そんなもやもやを抱えたある日、けっこう前のものではありますが、Ajaxについて説明している素晴らしい記事を読んでかなり納得したのです。
(もちろん、わたしはAjaxの専門家ではないため、理解したと呼べるレベルではないでしょうが)
実現する手法と実現したいことの切り分けができていなかったんだな。
本質を見抜くって難しい。

以下のblog記事ですので興味ある方はぜひ。
Life is beautiful:Ajaxの本質、「非同期メッセージ型ウェブ・アプリケーション」のススメ

ちなみにこちらの記事が掲載されている「Life is beautiful」は、わたしのお気に入りのblogの一つです。
今回だけではなく、過去にもこちら様の記事を元にしたblogを書かせてもらったことがありますね。
青春Bの便利リンクにも掲載させていただきました。お勧めです。

サニーデイ(櫛引 彩香)とお別れ

| カテゴリ:邦楽

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もう三月の終わりが近いですね。

三月と言えば、人によってイメージが色々とあるかと思いますが、わたしの中では別れの季節の印象が強いです。
年度の終わり、卒業の時期ですから。
わたしと同じように別れのイメージが強い方、多いんじゃないでしょうか。

季節がイメージを生むように、音楽が持つイメージというものもあります。
それは歌詞に込められた思いであったり、聴いていた時期の環境が呼び起こさせるものであったり、様々でしょう。

別れという単語で思い出す歌、わたしにはたくさんあります。
その中でも印象深いのが、櫛引彩香さんのサニーデイという歌です。
2001年の歌なので、もう7年も前ということになるのですね。
「憂鬱な思い出は忘れてしまえばいいよ」
サビのフレーズがものすごく耳に残りる、前向きな名曲です。
アルバム「essential」に収録されています。

櫛引彩香さん、決して有名なミュージシャンではないかもしれないですが、素晴らしい歌をたくさん生み出している方です。
現在はインディーズにて活動中ですので、興味がある方は調べてみてください。

良い思い出にせよ悪い思い出にせよ上手に昇華するというのはとても難しいことです。
でも、歌や絵や、そして周りの温かい人たちの力によって、しっかり前を向いてもらいたい、そんなことを強く感じる別れの季節です。

♪以下、サニーデイより抜粋♪
忘れていいの あの夜の涙色
臆病すぎた私の傷は薄れてくの
遠くを雲が流れるのを見つめていたの
「憂鬱な思い出は忘れてしまえばいいよ」
たった一言だけで私は変われたの

sayaka kushibiki official blog


  

ちゃんと住んでいます

| カテゴリ:とりま

つい先日、電気料金を払いに行こうと思い、料金通知の封筒を開けたときのことです。
いつもは請求書だけが入っている封筒に、もう一枚の紙が。
そこに書かれている内容を見てびっくりです。
書かれている内容を要約すると
「先月及び昨年同月と比べて電気量が大幅に減少しています。引越しなどで電気の契約を終了される場合は連絡を」
ということ。
ちゃんと住んでいます。引っ越していませんよ。
でも、確かに、今回の2月7日分~3月5日分の電気代、すごく安いんですよね。
細かな金額は書きませんが、2000円を切っていました。普段はもうちょっとかかります。
これだけたくさんパソコン使っているのにどうしてでしょう。ちなみに一日も外泊していません。
今年はエアコンが調子悪くて、エアコンなしで生活したことが理由でしょうね。
ストーブもヒーターもなしでした。
朝起きたときや夜の眠る前、自分の吐く息が白くて、それが妙に新鮮で嬉しくなった冬です。
今回の電気料金を見てエアコンがどれだけ多くの電気を使用しているかを実感です。
少しは温暖化を防ぐことに協力できたかな。

リニューアル第一弾

| カテゴリ:青春B

20080314.jpg

本日、青春Bをリニューアルいたしました。
正確には、リニューアル第一弾と言うべきですね。
これから段階的にコンテンツ構成やデザインの変更を行っていく予定です。

本日のリニューアル第一弾としては主に以下のような変更を行いました。


  • 新デザイン適用しました(トップページ、アバウト、ワークス、便利リンク、コンタクト、画像ビューアギャラリー)。

  • 便利リンク"伸びる腕、走る身体"を便利リンクと名称変更しました。

  • 便利リンクの内容を見直ししました(リンクの追加と削除多数)。

  • 投稿フォームを別ページ"コンタクト"としました。

  • Web拍手、公募情報‐世界で一番酸っぱい蜜柑‐、更新履歴blog‐月を踏むより偉大な一歩‐を終了させました。

  • 全コンテンツ、コメントとトラックバックの受付を終了しました。

  • アバウトページの4コママンガを新しくしました。

  • 新コンテンツとして画像ビューアギャラリーのページを追加しましたが現在まだ準備中です。

今後、さらに"トップクリエイターズ‐over3.14‐"、"言葉素材‐泪の止まる野菜‐"、"flash素材‐透明な便箋‐"、"雑記blog‐青酸カリ カラメルシロップ味‐"についても順番にリニューアルを行っていく予定です。

意見、要望などありましたら気軽に問い合わせいただければと思います。

今後もさらなる成長をという決意です。

ちなみに今日は3月14日、ホワイトデー、普段優しく接してくださっている皆様へのお返しリニューアルということで。
サイトを運営していて、いつもいつも、本当に感謝の気持ちで一杯です。
あと、青春Bのコンテンツであるover3.14にかけて3月14日は青春Bの日ということに勝手に決めてのリニューアルでもあります(かなり後付理由)。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

青春Bトップページ flashクリエイターリンク

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久々、わたしが魅了されたアニメOPアンドEDの紹介、今回はフリクリでございます。
OVA(オリジナル・ビデオ・アニメーション)作品のため、一般的な知名度は低いかもしれませんが、アニメ好きの間ではかなり有名な作品の一つです。
制作は新世紀エヴァンゲリオンで爆発的に有名になったGAINAXと、攻殻機動隊シリーズなど多数アニメ作品を手がけているProduction I.G(旧IGタツノコ)です。

このフリクリ、内容についての詳しい説明を行わないという制作側の意向があるみたいです。
なので、ここでも内容に触れておくのはやめておきましょう。

Wikipediaによると、日本国内だけではなく、海外で強い人気を誇る作品だそうです。
アメリカのカートゥーンネットワークでの放映、ファンタジア映画祭アニメーション部門銅賞などが海外実績として挙げられていました。
まあ、今の時代、アニメ人気を語る上で国ごとの違いを持ち出すのはナンセンスかもしれませんが。

フリクリのED、まず印象的なのがthe pillowsによる主題歌「Ride on shooting star」、とにかくカッコいいの一言です。
「ヒットチャートを賑わすようなバンドではないが、果たしてヒットチャートを賑わしている者の中にここまでのカッコよさを表現できる人がいるかい? いやしない」ってな感じです。
そして、この歌に負けない、というかこのままプロモーションビデオとして通用しそうな映像がまた素晴らしい。
ここまで歌と映像がマッチしているという作品はかなり稀有なのではないでしょうか。
実写とアニメを見事に組み合わせたセンスには脱帽です。

余談ですが、無性にベスパに乗りたくなります、これを見ていると。
銀魂を読んでも特に乗りたくならないのにな(銀魂、好きです)。

GAINAX NET|Works|Animation & Films|フリクリ
Wikipedia フリクリ
the pillows official web site
Wikipedia ベスパ
『銀魂』スペシャルコーナー


  

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現在、青春Bは「クリエイターサイトリンク」が自サイトの運営におけるメインと位置づけております(他のコンテンツを軽視しているという意味ではございません)。
そんなリンクさせていただいているクリエイターの方々、様々な舞台で活躍をしております。
つい先日、銀座プロムナードギャラリーにて開催されている萩野谷 直子さんのグループ展に行ってまいりました。

●萩野谷 直子さん(サイト:ハギノヤナオコ公式WEBサイト)グループ展
落ち着いたギャラリーで作品と向かい合うからこそ得られる良さというものがあります。
ですが、それとは逆に、日常生活の中に作品が入り込んでいるからこそ得られる良さというものもあります。
銀座プロムナードギャラリーにて開催の萩野谷 直子さんのグループ展「GARDEN GARDEN GARDEN」、他の展示会にはない魅力がありました。
この銀座プロムナードギャラリー、ギャラリーという名称はついていますが建物内ではございません。
銀座駅と東銀座駅間にある地下道の壁面のウィンドウ内に作品を飾るという形式の展示を行っているギャラリーです。
つまり、このグループ展を知らない人がたまたま歩いていて作品と出会うことができる場となっています。
日常、特に意識することなく普通に過ごしていて素晴らしい芸術作品と巡り会える……それはとても喜ばしいことです。
街というのは、わたしが東京に住んでいるからかもしれないですが、無機質なものととらえられがちなように思います。でも、実際には街って、ビルや家やポスターといった表現の集合体なんですよね。
芸術というのは時に特別なものであり、時に身近なものです。
今回のグループ展、その特別さと身近さを同時に感じさせていただきました。
それはもちろん、萩野谷 直子さんたちの作品自身が魅力的だからこそでもあります。
「GARDEN GARDEN GARDEN」3月8日まで開催中ですのでぜひ見ていただきたいです(最終日は搬出のため14時までなのでご注意を)。

トップクリエイターズ(クリエイターニュース)‐over3.14‐

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概要

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