Flex 2 SDKのインストール

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青春BではFlash素材を配布しています。
Flashを覚え始めのときはタイムライン上に配置してモーショントゥイーンなんてしていたのですが、段々とActionScriptの面白みにはまり……。
ActionScript3.0になってからはステージ上になにも配置していない状態から、ActionScriptにてすべて生成しています。
(アプリケーションソフトの)Flashを使用しないでも制作が可能です。

AdobeからはActionScriptの開発環境がフリーで配布されています。
Flex 2 SDKってやつです。
なので、自分のPCにFlex 2 SDKをインストールしてみることにしました。
これまでもActionScriptはテキストエディタで書いて、実行・ヘルプ・デバッグのためにFlashを使用していたんです。

以下、Flex 2 SDKのインストールと動作確認手順の覚え書きです。
わたしの環境ではこの手順でうまくいきました。
ちなみに環境は「Windows XP Media Center Edition Version 2002 Service Pack2」です。

その1.J2SE JRE のダウンロード
SUNのサイトより、Javaの実行環境であるJ2SE JREをダウンロードします。
選択したのは
Windows Platform - Java(TM) 2 Runtime Environment, Standard Edition 1.4.2_15
Windows Online Installation, Multi-language
です。

その2.J2SE JRE のインストール
ダウンロードしたファイルをダブルクリックで起動すれば簡単にインストールされます。

その3.Flex 2 SDKをダウンロード
AdobeのサイトよりFlex 2 SDKをダウンロードしました。
ダウンロードにはユーザ登録が必要です。
合わせて日本語化パッケージもダウンロードしました。
ファイル名はそれぞれ
flex_sdk_2_hf1.zip
flex_sdk_2_ja.zip
です。

その4.解凍
ダウンロードしたファイルを解凍しました。
また、flex_sdk_2_hf1のフォルダの中にflex_sdk_2_jaの中身をすべてコピーしました。

その5.FlashPlayerのインストール
flex_sdk_2_hf1\player\debug
内の
Install Flash Player 9.exe
にてFlashPlayerをインストールしました。

その6.Flex 2 SDKへのパス設定
マイコンピュータにて右クリック→プロパティ→詳細設定→環境変数
にて、システム環境変数のPATHに、flex_sdk_2_hf1フォルダ内のbinフォルダへのパスを張ります。
例:Cドライブ直下にフォルダがある場合
C:\flex_sdk_2_hf1\bin

その7.テスト用のソース準備
テスト用のActionScriptソースを準備しました。
HelloWorld.as
です。内容はその名のとおり、HelloWorldと表示するというもの。ありがちですが。

その8.起動用batファイルの準備
起動用のbatファイル、start.batを準備。
テストするだけだったら、コマンドプロンプトにて直接記述でも良かったのですが、以降のことを考えてbatファイルを作りました。

その9.swfファイルの生成
start.batをダブルクリックして、HelloWorld.swfを生成しました。

その10.HelloWorld.swfの実行
FlashPlayerにてHelloWorld.swfを実行しました。

Wikipedia Adobe Flex

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