2010年2月アーカイブ
※当blogの英語学習に関する記事の一覧はこちらです(随時更新しています)。
2009年の夏に会員になりましたオンライン英会話レアジョブ
、利用開始から半年が過ぎました。
講義数にすると約150回ぐらいです。
開始して一ヵ月の時点、2009年8月27日に格安オンライン英会話RareJob(レアジョブ)の感想まとめという記事を書いたのですが、それからまた時間が経ちましたので、現時点での感想をまとめてることにしました。
これからRarejobにかかわらずオンライン英会話を始めようとしている人にとって少しでも有益な情報になると嬉しいです。
Rarejob概要
フィリピン大学の学生・卒業生とのSkypeを利用してのオンライン英会話です。
フィリピン価格での授業のため、日本で英会話学校に通うよりも遥かに安いです。
毎日25分コースなら25分当たり161円、毎日50分コースなら25分当たり129円となります(1ヵ月31日として毎日レッスンを受けた場合)。
授業時間は平日が20:00〜24:55、土日はそれにプラスして9:00〜11:55です。
以前に比べて夜間の授業の開始時間が1時間早まりました。
私はRarejobしか知らないですが、オンライン英会話は他にもたくさんあります。
オンライン英会話についてはオンライン英会話スクール比較サイトが情報量多いです。
評判(口コミ)や価格について等まとまっています。
どのスクールもだいたいは無料体験レッスンをやっているみたいですので、いくつも試してみてその上で決めるのが良いと思います。
(体験レッスンだけでは計れない部分も多々あるとは思いますが)
講義風景
私はカメラを使っていないですが、まあ、概ねこんな感じです。
価格
価格への不満は特にないです。
「話す機会を安く多く提供する」
というRarejobの方針には賛同しています。
以前はほぼ毎日講義を受けていたのですが、最近、色々事情がありまして講義と講義の間が数日空くことが多かったです。
それで感じたのが、数日空くだけでかなり喋れなくなるなと。
元々英語慣れしている人はそんなことないのでしょうが、まだ英会話歴半年程度の私はやっぱりもっと経験積まないとダメだなと実感しました。
安くたくさん喋れるのは素敵。
ただ、価格について話すなら、単価がRarejobより安いところもいくつもあるそうです。
私がRarejobを始めたときどうだったかは覚えていないですが、現時点では。
あれからオンライン英会話がかなり増えたので、価格競争激しくなっているのでしょうか?
安いのは利用者としては非常にありがたいことなのですが、それを理由に他に移ろうとは考えていないです。
Rarejobの仕組みや教材等に慣れましたし、講師の方々ともある程度親しくなりましたし。
まあ、月5000円が月1000円とかになるなら考えるかもしれないけれど……。
というか、低価格な学校ばかりだけれど、講師の方々はちゃんと給料貰えているのでしょうか?
いくらフィリピンの物価が安いとはいえ、ちょっと気になります。
講義内容
RarejobはSide by Side SIDE by SIDEのシリーズが推奨市販教材ですが、別にこちらを購入しなくても講義を受けることはできます。
私も購入していません。
以下は私がこの半年の間に受けた講義の内容です。
ああ、こういうことやっているんだなという参考までに。
(詳しくはRarejob内の教材についてをご参照ください)。
- Rarejobの用意している教材を使う:
初級者用文法教材、初級者用英会話教材、中級者用文法教材等が用意されています。文法の復習しつつ会話したいときによく中級者用の文法教材を使っています。 - ニュース記事の利用:
Breaking News English、UPI.comといったサイトを利用してニュースについて会話することもあります。 - リスニング素材の利用:
ESL Cyber Listening Lab、ellloといったサイトの素材を利用してのリスニング練習です。聴き終わった後、質問に答えたり、どんな内容だったかを要約して話す練習をしたり等。もちろん、講師の方が英文を読んでの練習もします。 - 動画の利用:
youtubeで映画のtrailer等の動画を見てどういった内容だと思われるかを説明する練習をしたりしました。 - 文章の添削:
私の英文の誤りをチェックしてもらったり別の言い回しを教えてもらったり等。 - フリーカンバセーション:
講義の最初はだいたい数分、近況を話すのですが、そのまま雑談が25分間続くことも多々あります。
講師にもよるのかもしれませんが、講義内容についてはけっこう融通きかせてくれるイメージです。
ただ、いきなりお願いすると講義の質に響くこともあるかと思いますので、事前に伝えておくのが良いかと思います。
講義の最後に「次回はこれをやりたい」と話しておけば、次の講義の先生にその内容が伝わります。
予約
予約は講義時間の5分前ぐらいまで可能です。
たとえば20:00〜の講義であれば19:55まで。
ただ、講義時間ギリギリになると予約がとれないこともあります。
予約はできる限り早めが良いでしょう。
キャンセルは1時間前まで可能です。
私が半年間やった感覚だと、1時間ぐらい前の予約であっても、全講師が埋まっていることはなかったです。
よっぽど直前の予約じゃない限り、まず講義は受けられると思います。
でも、問題として、講師の質にかなりバラツキがあるんですよね(教育レベルの高い低いだけじゃなくて、相性の有無も含め)。
私が講義を受けたのはせいぜい30人ぐらいなので、その限られた範囲内での実感にはなるのですが。
(2010年2月23日の本記事執筆中の時点で、1028人の講師がいます。
前回の記事を書いたときが786人だったので、この約半年で250人ほど増えたのですね。
そのうちフィリピン大学の学生全制覇? かと思ったけれど、学生数50,000人以上いるらしい。)
当然、人気がある講師の予約は取りづらいです。
たとえば、22日の24時ぐらいの時点で、23日の予約がすべて埋まっていたりもします。
さらに、Rarejobは予約できる授業数が決まっています。
5000円の毎日25分コースの場合、1回分しかとれません。
もしも毎日講義を受けるなら、23日分の予約は22日分の講義が終わった後にしかとれないということになります。
じゃあどうすればいいかということについて、前回の記事を書いた時点での私の考えは
「おそらく新人と思われるまだ人気が出ていない講師からお気に入りを見つける」
だったんですね。
そう考えて、お気に入りの講師を複数見つけました。
でも、当たり前なんですが、その時点では人気がなかった講師の方たちも、時間が経つに連れて人気が出てきて予約取りづらくなります。
なのでまたお気に入り講師探しをしないといけなくなるわけです。
そんな中で出会った新しい講師の中には、合わない人もいます。
また、予約をとっても講師変更になることもあります(通信回線状況や講師の方の体調等によって)。
その際にはRarejob側で手配した代わりの講師の講義を受けるか、あるいは別途使用可能な振替講義の権利を貰うかです。
講師変更の頻度は、正確にはカウントしていないのですが、私の場合は10回〜15回に1回ぐらいでしょうか?
講師の質
私には講師の英語力の高低を判断できるほどの実力はありません。
ですので、英語力そのもの以外での話になるのですが……
上述しました通り、質はバラバラですね。
丁寧に指摘してくれる人、うまく会話を引き出してくれる方もいますし、そうじゃない人もいます。
共通して言えることとは、講師というより話し相手的な感じです。
求めるレベルによりますが、とりあえず英語を使う場数を踏むという目的においては特に不満ないかと思います。
私は最近、もう少し教育をしてもらえたらなと思うことが多いです。
最初のうちはそんなこと思わなかったのですが、半年経って慣れてきたからでしょうかね。
Rarejobをやめようとは思っていないですが、ちょっと他のところの体験レッスンを受けてみようかなとは考え中です。
音質
全員かはわからないですが、Rarejobの講師の方々は自宅で講義されているようです。
ですので、インターネット回線は専用ではなく一般のものでしょう。
日本国内同士で通話するときに比べると音質が安定しないですね、やっぱり。
ただ、会話が成り立たないほどにひどいことはこれまでになかったです。
会話が成り立たないほどにひどいようなときは講師の振替が行われているのかもしれないですが。
あと、これは音質とは無関係ですが、自宅で講義をされているため、家庭的な音が聞こえてくることが少なからずあります。
要は、犬の鳴き声や、兄弟だか従兄弟だかの声でしたりとか。
私はまったく気にならないですし、話のきっかけになっていいやぐらいの感じですが、そういうのが気になる方はオフィス内から講義しているスクールを選ぶのが良いと思います。
TOEIC
TOEIC関連の情報目当てでこのblogに来ている方も多いかと思いますので、Rarejobの講義がTOEICの点数向上に結びつくかについて個人的な意見を。
直接的な時間対効果の話をすると、私の感覚としては、Rarejobの講義25分よりはTOEICの参考書25分の方がTOEICのスコアの役には立ちます。
まあ、英会話のためのサービスであり、会話力を求められないTOEICのスコア向上効果がそれほどないのは当たり前といえば当たり前の話。
ですが、間接的な効果としては、勉学意欲の維持のためにかなり役立ちました。
TOEICを受験するということを知ると講師の方々は応援してくれます。
その応援がすごい嬉しかったですし、少しでもいい点数を取らないという気持ちになりました。
すごく感謝しています。
先日のTOEICで自己ベストを更新して880点を取った日、講師の方にお礼を伝えました。
その際に
「I'm proud of you」
という言葉をもらえて、嬉しかった。
本当にありがとうございます。
blog始めてもう3年半近く経っていまさらなのですが、自己紹介ページ作ってみました。
なぜかと言うと……
前はblogに日常的なことをそれなりに書いていました。
でも、最近は「英語について」にせよ「ActionScriptについて」にせよ、「私がどんな人」かに直接的には関係しないことばかり。
別にこのblogを読んでいる人が私のことを知りたがっているなんて微塵も思いません。
私だって普段、調べものをするとき、大抵はその情報が欲しいだけでどんな人が書いているかなんて気にしません。
でも、まあ一応、どういった人が書いているのかぐらいは簡単にまとめておくべきなのかなと。
いまさらの自己紹介ですが、多口カタンです。
今後ともよろしくお願いいたします。
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1月31日に受験の8回目のTOEIC公開テスト、結果が本日出ました。
total 880(listening 460 / reading 420)
自己ベストの850は超えられましたが、目標が900点だったので満足はできないですね。
TOEICの点数が高いことは英語の実力が高いを意味しませんが、英語の実力があればTOEICの点数が高いとは思っていますので、不満は不満。
次、いつ受けるかは不明です。
3月は受けないので、受けるとしても5月かな。もしくはもうずっと受けないかな。
英語勉強開始したときの目標だったレベルA(スコア860〜990)には到達したので。
(今回もRarejobで受験料返還キャンペーンやっていたから受けたっていうのが理由なので)
とにかくもっと英語力つけたい。
未だに英語のニュース番組の理解度はせいぜい半分程度だし、喋るのもかなり拙いですし。
さて、これからどうしようかな……。
のんびり目に考えます。
近日中にこれまでの勉強のまとめ記事書く予定です。
レベルAまでのまとめということで。
応援してくださった方々を始め、皆様、本当にありがとうございました。

以前、フルFlashサイトの作り方の基本まとめ(ActionScript2.0)という記事を書きました。
せっかくなので、ActionScript3.0版も書いておこうかなと思います。
(2.0バージョンを少しいじった程度です)
なんか一般的にはフルFlashとフルFlashでなんか違うものみたいな扱いがされているような気が時々してしまいますが、別にそんなことないです。
前も書きましたが、フルFlashだからといってさほど特別なことをしているわけじゃありません。
このサンプル、どなたかの役に立ちますように。
仕様
・左上、中央上、右上、左、中央、右、左下、中央下、右下の9カ所にMovieClipを配置。
・中央のMovieClipのクリックによってフルスクリーン表示と通常のブラウザ内表示の切替。
・swffit v2.3.1を使用してブラウザが一定サイズ(今回は横300px×縦300px)以下になったときにはブラウザにてスクロールバー表示。
・表示にはSWFObject v2.1を使用。
ポイント・注意点
・stage.scaleMode = StageScaleMode.NO_SCALEを設定することでswfが拡大縮小されないようにする。
stage.scaleMode = "noScale"でも同様です。
・stage.align = StageAlign.TOP_LEFT;を設定することで座標を左上基準とする。
stage.align = "TL"でも同様です。
・Event.RESIZEとFullScreenEvent.FULL_SCREENのイベントをstageに設定することで、フルスクリーンモードの切替とステージのサイズ変更を検出する。
・stage.stageWidthとstage.stageHeightに合わせて配置するMovieClipインスタンスの位置を調整する。
・cssにて親要素のheightを100%指定しないとブラウザのスペースをフル活用できません。詳しくはAdobeの「高さ 100% の Flash のバグ」を参照。
・フルスクリーン表示はflash player9以降の機能です。
・flashの表示にSWFObject v2.1を使う必要は必ずしもないですが、フルスクリーン表示のためにallowFullScreenのパラメータをtrueにすることは忘れずに。
サンプル
サンプルの表示はこちらです(同窓表示です)。
サンプルのダウンロードはこちらです(html,css,js,swf,fla,asファイル)。
flaはCS3形式で保存されています。
flaはMovieClipインスタンスの配置とFullflashsampleクラスの読込用であり、ActionScriptの記述はありません。
ActionScriptのコードはすべて外部のFullflashsample.asに記述しています。
ActionScriptのコード
はてな匿名ダイアリーの社会人のための本気の英語学習法という記事がはてなブックマーク上で注目されています。
英語を勉強したいと思いつつできない社会人の方々へこういう手順で勉強しようと指南している良記事です。
こちらの記事を読んで、思ったのが
「そういえば私、自分の英語の勉強記録は公開しているけれど、筋道立てた記事をあまり書いていない」
なと(多少、意図的ではあるのですが)。
ということで、これから英語の勉強をしようと思っている方々向けに勉強の進め方をまとめてみることにしました(ほぼこれまで掲載してきた内容の焼き直しです)。
私がもしも知り合いから「どんな風に勉強すればいいかな」と尋ねられたならこうアドバイスするだろうなというものです。
私の実体験に基づいた進め方です。
きっちりこの順番で進めないといけないというものではないです、もちろん。
適宜進んだり戻ったりしましょう。
1日1時間ずつ勉強して半年程度で終わるぐらいの内容となっています。
目標到達点はTOEIC700点〜800点、日常会話をつたなくもこなせるレベルの英会話力。
各見出しの()内に必要勉強時間を書いています。
学習能力には個人差があるので、時間によって身につける英語力は人によってかなり差があるでしょう。
まずはさらっと英語を学習したいという目的であれば、あまり考えすぎず決めた時間を消化したら先に進んでいくのがいいかなと思います。
これはその人の性格にもよるので一概に言えませんが。
当blogの英語学習に関する記事の一覧はこちらです(随時更新していますのでぜひ合わせてご参照を)。
0.対象者
以下のような方を対象とした記事です。
英語を主としてご飯を食べていきたいという人向けではなく、とりあえず英語ってどんなものかをざっと知りたい、身につけたいと思っている人向けの記事です。
大学受験含め英語の勉強に真剣に取り組んだことがない方を対象としているのは、私がそうだからです。
私、大学受験のための勉強の経験が高校の授業以外でないので、どういった内容なのか、どういったレベルなのかいまいちよくわかっていないんです。
1.発音(4時間〜5時間)
まず最初におおまかにでかまわないので発音の学習をすることをお勧めします。
スピーキングの能力を必要としていないとしてもです。
どういった音の種類があるのかを知らないとリスニング学習の効率ががくっと落ちます。
rとl、sとth、sとshといった音の違いを知らないと勉強しんどいです。
リーディングにしてもスペルを覚えづらいです。
細かな部分は気にしなくてもいいから、まだ身につけられなくてもいいから、とにかくどういった音の種類があるかだけざっと知っておきます。
私が発音学習にてメインとして使った書籍は英語の発音がよくなる本です。
通しで4時間〜5時間程度の短時間でもいいと思います。
単語を覚えなくてもいいので、とにかく
「ああ、こういった音の種類があるのだな。こういう口の形をしているのだな」
ということだけでも心に留めておく。
2.文法(20時間〜30時間)
文法は大事です。本当に大事です。
でも、ここでがんばりすぎると英語の面白さを知る前にばてます。
ばてない自信がある人はここで100時間でも200時間でも文法やればいいと思いますが、自信がない人はここもさらっと流しましょう。
私がまず文法学習として使ったのはTOEICテストこれ1冊で全パートをモノにする―500点~860点突破のための解法テク&実戦問題という本です。
(後日、別の書籍も使っています。この本だけではさらに上の実力を身につけるためには不充分だったので)。
この本の第5章の解法テクだけやります。
私の持っている第13刷ではP100〜P169の70ページだけ、しかも、文字大きいです。
知らない単語が出てきてもあまり気にせず、あまり暗記にこだわりすぎず、ルールにどういったものがあるのかだけをつかんでいきましょう。
細かな文法は後から身につけてもいいわけですし。
もしもこの本の文法解説で難しいようであれば、高校受験用の参考書をなにか一冊やりましょう。
3.英語慣れ(50時間〜60時間)
次に、英語に触れて英語慣れします。
同時に簡単な単語もここで身につけていきたい。
ここで英語に慣れておかずに単語の学習に進むと、多分、しんどいです。
長文はこの段階ではまだハードルが高いかもしれません。
なので、ひたすら短文に触れます。
お勧めはsmart.fmという学習サイト。
まずは!TOEIC基礎シリーズというコースが難易度それほど高くないので良いかと思います。
約800個の単語が登録されています。
あと、TOEICを受ける予定の方は5カ国英語聞き取りパーフェクト攻略!もお勧めです。
アメリカ・イギリス・カナダ・オーストラリア・ニュージーランドの5カ国の発音に触れられます。
本当にただ触れられる程度ではあるのですが、アメリカ発音にだけ慣れていると、本番の試験会場であまりの聴き取れなさにびっくりしてしまうので、そのための心の準備。
smart.fmというサイトにはiKnow!という学習アプリケーションが用意されていて、これが非常によくできています。
ただ、各コース完了までの道のりが果てしなく長いですし、今はざっと英語に慣れることが目的なので、ある程度進めたら次に進んじゃいましょう。
またここに戻ってきてもいいわけですから。
注意点として、学習するとき、品詞がなにであるかは意識しておきましょう。
動詞か、形容詞か、副詞か、名詞か……。
4.単語(40〜50時間)
ここまで来てやっと単語の学習です。
正直、ある程度の単語が掲載されていれば本にはそれほどこだわらなくてもいいかなと思っています。
ただ、耳でも英語に触れるために、CD付きの教材にしましょう。
有名どころですとDUO 3.0でしょうか(CD別売りです)。私は読んだことないですが。
私が使ったのはTOEIC TEST 英単語 スピード マスターという本です。
長文リスニングの練習にもなりそうだったので(といっても、各30秒程度)。
単語勉強のコツとしては、根を詰めすぎないこと。
どうせ人間なんて覚えたことの半分は一時間で忘れていく生き物なんですよ。
がんばって一度に覚えようとするよりは、長く続けましょう。
この40〜50時間という時間は、とりあえず頻出単語を記憶に残す程度です。
多分、50時間かけても3分の1も覚えられないのではないかと思います。そんなものだと割り切りましょう。
ある程度覚えたら次の段階に行きましょう。
頻出単語以外は後で覚えればいいんですよ。
私はCDを聴いて例文を口に出してをずっと繰り返しています。
今でも繰り返しています。
「Level1の動詞を3回繰り返したら次はLevel2の動詞を3回……」
みたいな感じに。
覚えきれなくても次に次に進めました。
で、また一ヵ月ぐらいしたら戻ってくると。
5.交流(お好みで)
ここまで来ると(あるいはこれよりも早い段階で)実際に英語を使って交流してみたくなると思います。
で、言っておきますと、TOEICで700点とろうと800点とろうと、英語で話すのはかなり厳しいです。
TOEICは読みと聴きだけですから。
もちろん、TOEIC高得点の人の方が会話の学習効率が高いとは思いますが。
私はTOEIC800点以上行った段階でオンライン英会話スクールのレアジョブ
を利用し始めましたが、笑えるぐらい喋れなかったです。
あと、ここまでよっぽど気をつけて勉強していない限り、発音の悪さを実感するはず。
通じないときには発音書籍を再学習です。
会話の場数を踏みつつ表現を身につけていきましょう。
自己紹介もままならない状況であれば、英会話ペラペラビジネス100- ビジネスコミュニケーションを成功させる知的な大人の会話術という本がお勧め。この本に出てくる100個の表現を身につけると、かなり会話が進めやすくなります。
交流する相手を見つけるためには以下のようなサイトがあります。
オンライン英会話スクールを利用するのも良いと思います。安いところは月に数千円ですので。
6.ネイティブな英語に触れる(30〜40時間)
ここまで色々な教材を紹介してきましたが、実際にネイティブな方々が話す英語はこれらの数倍聴き取りづらいです。
たとえSkype等で普通に聴き取れているとしても、それは相手がスピードを落として喋ってくれているからだと思います。
もしも将来的に英語のニュース番組等を聴けるようになりたいと考えているなら、実際にネイティブレベルの英語に触れてどんなものか知っておきましょう。
別にそんな将来を思い描いていないとしても、ネイティブなスピードに慣れると他のリスニングもかなり聴き取りやすくなりますよ。
お勧めの教材はThe NEWSHOURリスニング—NHK BS英語ニュースを聴きこなす。
ディスカッションやインタビューを通じて時事問題について考えるアメリカのニュース番組の本です。
ニュース番組と聞くと堅苦しそうですし、まあ実際堅い内容なのですが、かなり興味深いことについて討論されています。
リスニングの教材ですが、リーディング教材としても充分面白いです。
二冊発売されていますが、まずは一冊目だけで良いと思います。
一冊やって興味があれば、二冊目もぜひ。
私もまだ一冊目だけしかやっていないのですが、いずれ二冊目も購入する予定です。
私は
といった感じで進めました。
ネイティブな英語に触れるのは、別に書籍を買わず、インターネット上にあるものでもいいとは思います。
ただ、音に加えてさらにスクリプトと訳がセットになっていないと勉強が厳しいかなと個人的には思います。
一応、興味のある方向けに、以下、私のお勧めのポッドキャスト。
- English as a Second Language Podcast:英語学習用ポッドキャスト。かなり聴き取りやすいですし、語彙も限られていて、そして内容的に面白いです。
- VOA News - VOA Special English - Podcasts:アメリカのニュース局Voice of Americaによる英語学習者向けニュースポッドキャストです。
- NewsHour with Jim Lehrer Podcast | PBS:ディスカッションやインタビューを通じて時事問題について考える番組NewsHourのポッドキャストです。
- CNET News Daily Podcast:コンピュータ系の話題なので、ネットを頻繁に使う人は知っている単語がたくさん出てきて馴染みやすいかと思います。
- CNN News Update:アメリカの放送局CNNのポッドキャストです。更新頻度高いです。
- BBC World Service Global News:イギリスのBBCニュースのポッドキャストです。更新頻度は高くないですが、一つ一つが長いです。
- NW English News - NHK WORLD RADIO JAPAN:NHKによるポッドキャストです。聴きやすいので、上に挙げたポッドキャストが難しいと感じた人にはお勧めです。
以下、お勧め動画サイト。
- TED: Ideas worth spreading:様々な分野の専門家による講演を見ることができます。全部ではないようですがスクリプトもついています。日本語訳を希望する方はこちらをどうぞ。
- yappr:アニメやニュース、演説等、色々な種類の動画が掲載されています。日本語訳のあるものとないものがあります。
- Academic Earth:有名大学の講義を見ることができるサイトです。講義の種類は多種多様。日本語訳はないです。
- EnglishCentral.com:発音チェック機能付きの動画サイトです。
- Yahoo! Music:洋楽プロモーションビデオ/ミュージックビデオを見たい方にお勧めです。話題の動画だけではなく、過去の動画も多数掲載されています。
7.TOEICに向けて(15時間〜25時間)
上述しましたTOEICテストこれ1冊で全パートをモノにする―500点~860点突破のための解法テク&実戦問題のPART5の部分以外もやりましょう。
PART3、PART4における問題の先読み、PART2における一語目を絶対に聞き逃さないといったことを意識していないと本番の点数は50点〜100点、平気で変わると思います。
あと、本番形式の模擬問題集も絶対にやりましょう。
きちんと時間を計って。
TOEIC試験の何が難しいって、文法でも単語でもなく、時間が足りないことです。
リーディングなんて75分で100問解くわけですから、1問に1分もかけられないんですよ。
時間配分だけはしっかり身につけておきましょう。
最も本番形式に近いのはTOEICテスト新公式問題集なのだと思いますが、本番より難易度が低い気がするんですよね。
気のせいかな?
私はVol.3しかやっていないんですが。
ちなみに、公式問題集は試験に慣れるという目的であればとりあえず最新の一冊だけでいいと思います(現時点ではVol.4)。
まとめ
勉強をする上で最も大事なのは、考えながら進めることです。
「単語力が足りないから単語勉強の時間をもう少し増やそう」
「リスニングに慣れたいから英語のポッドキャストを聴こう」
そんな風に考えながら進めるからこそ身につくし、楽しい。
今回、勉強の参考例を記述しましたが、大事なのは、ただこれに従うことではなく、これを参考にしつつ、あるいはまったく参考にしなくてもいいから、とにかく考えること。
自分に最適な勉強法は自分にしかわからない、そう思っています。
皆様が考えながら楽しく勉強を進められますように。
おまけ-TOEICについて-
今さら私が言うまでもないですが、TOEICができるイコール英語ができる、ではありません。
TOEICができればいいみたいな考えはまったく持っていません。
ただ、結果が合否ではなく点数であること、年に受けるチャンスが複数回あること(最大8回)、受験料がそれほど高額ではないこと、履歴書に書けること(TOEICの点数と英語力を直接結びつける企業はそう多くないとしても、足切り代わりに使われることは多いです)……
色々なメリットを考えると、モチベーション維持としては充分な試験なのではないかと思います。
申し込みはインターネット経由がお勧めです!
なぜなら、郵送よりも一週間程度早く結果が出るから!!
結果が出るまですっごいもやもやするので、早い方が嬉しいかと。
(インターネット申し込みの際にオンライン上で結果を見るかどうかみたいな選択項目があります。正確な選択肢名忘れましたが、"見る"を意味する方を選択しましょう。)
週刊少年ジャンプ、ずっと読み続けています。
もうかなり前から。
その時代その時代、お気に入りのマンガというものがあるわけなんですが、今はピューと吹く!ジャガー、バクマン。、そして、黒子のバスケあたりが好き。
そう、黒子のバスケ、好きなんです。
簡単にストーリーを紹介すると……
黒子君という地味な主人公がキセキの世代と呼ばれる天才バスケットボールプレイヤー五人に挑んでいく高校バスケットボールストーリー。
今は別々の高校にいるが中学時代は同じチームにいたキセキの世代の五人と黒子君の間にはなにがあったのか、そして、これからなにがあるのか。
絵が目立ってうまいわけではないです。
ストーリーも多分、新鮮なものではないでしょう。
でも、好きなんです。
ごちゃごちゃとした余計なことが省かれたシンプルかつ少年漫画の王道的な展開とか、すっごい地味だけれど感情的な主人公の黒子君とか。
そんな黒子のバスケ、最近、ジャンプでかなり後ろの方なんですよね……。
多くの方がご存知でしょうが、ジャンプの掲載順は人気で決まっています(公式にそう発表されているかは忘れましたが、まあ、間違いないでしょう)
そして、人気のないマンガたちは、遠慮なく連載終了となります。
ストーリーの途中だろうとなんだろうと、強引に終わります。
張った伏線を回想シーンでまとめられちゃったりとか、「俺たちの戦いはこれから始まる」みたいにもう続きがないのに無理矢理終わっちゃったりとか。
ジャンプのこんな制度を全否定するつもりはないんですよ。
そうすることによって雑誌の質を保っているわけですから。
人気が出ると望めないものは終わらせることによって他の作品にチャンスを与えるという考えはありなのでしょう。
でも、好きなマンガが途中で終わると、理屈云々ではなくやっぱり悲しい。
ということで、2010年2月20日現在、私が抱える大きな不安の一つは、黒子のバスケが突然連載終了しないかどうか。
だって、まだ、キセキの世代、あと二人登場していないしさ……。
冬季五輪開催中です。
で、なんかやたらと注目を集めているのが国母選手の服装問題。
もはやこの時点でメディアは本来のオリンピックの楽しさを適切に伝えていないわけで、そんな輩に「オリンピックというものは……」みたいに語っていただきたくないな〜なんて考えたり。
「悪者を作った方が人の注目を集められるから」って素直に言っちゃえばいいじゃん。
私は正直、オリンピックに対するたいした持論なんてないし、オリンピックに対する理念なんかも正確には把握できていないです。
でも、サッカーのワールドカップと並び、世界最大級のスポーツイベントなのは知っています。
そこに対する参加選手の方々の思い入れやらなんやらは想像するにかなり大きなものがあるだろうなと。
それで、もしも自分がそんなオリンピックに出場する国母選手の立場だったらと考えてみたわけです。
(かなり想像入っていますが)私が上述したような過程をたどったとします。そして21歳だとします。
まあ、私は性格上素直に謝るだろうと思うのですが、「うるせーな」って絶対に言わないかと問われたなら、そんな自信もないんですよね。
もしかしたら言ってしまう可能性もゼロじゃないよなと。
叩いている人たちはおそらく彼と同じ過程を経て、同じ状況に陥ったときに「うるせーな」と100パーセント言わない自信があるのかな?
だとしたら立派だな。
そんな立派な人、あまり会った記憶がない……。
彼の服装や記者会見での態度が常識と照らし合わせて間違っていることは確かなんでしょうが、出場辞退にまで及びそうだったと聞くと、さすがにちょっと違うんじゃないかと。
この4年間(及びこれまでの競技人生やらなんやら)のオリンピックへ向けた道のりを帳消しにしないといけないほどのことなのかな?
オリンピックに出るって、それがたとえ最下位という結果に終わるとしても、それがたとえメジャー競技でもマイナー競技でも、とてつもない努力の積み重ねだと思うんですけれどね。
私が国母選手だったら
ぐらいは悶々、苛々と考えちゃいそうな気がする。
あと、これだけ叩かれている状況で、スポーツ選手なら結果で示せって、それは酷では?
この事件で結果が出せないようじゃメンタル面が弱過ぎだって言う人たちは、さぞかし強靭な精神の持ち主なのだろうなと。
失敗を叩くことによって正しさを強調していくことは大事でしょうが、それが度を過ぎると失敗が恐くてなにもできなくなりそう。
とりあえず、本当に彼の今回のことがこの4年間を帳消しにするだけのものだとするなら、マスコミ各社は10回ぐらい倒産していただかないといけないですね(10回じゃ足りない?)。
当blogの英語学習に関する記事の一覧はこちらです(随時更新しています)。
「オンライン英会話レッスン、本当に増えたな〜」
なんて考えながらそれらのサイトを色々と眺めていました。
オンライン英会話レッスンの評価や価格等をまとめたオンライン英会話スクール比較サイトを見ると70校以上あるのですね。
サイトを巡っていると、けっこう多くの学校がYoutube上に宣伝用にレッスン風景の動画をアップしていたので
「これ、まとめてみるとけっこう面白いかも!」
と思い、今回、実際にまとめてみました。
オンライン英会話に興味がある人はもちろんのこと、そうじゃないとしても、ある特定の業界内でそれぞれがどういった動画を用意しているかを見るのは楽しいんじゃないかなと。
一つの学校が複数動画をアップしていても一つだけを選んでいます。
ぐんぐん英会話
オンライン英会話レアジョブ
スカイトーク(Skytalk)
QQイングリッシュ(QQ ENGLISH)
オンライン英会話WELL
ProSol
DCEC
ここから下はおまけです。
レッスン風景ではないけれど動画を公開していたオンライン英会話スクールたちです。
ワンズワード・オンライン(ONE'S WORD ONLINE)
e-com英語ネット
スカイプ英会話-ESL-
ONE STEP
ザ・ランゲージポート(THE LANGUAGE PORT)
ActionScript3.0基本学習シリーズの目次はこちらです。
外部ライブラリ学習シリーズの目次はこちらです。
今回は前回制作した内容にイベントの設定を付け加えてみます。
イベントはActionScript3.0で制作する場合に避けては通れないものです(単純なアニメーションぐらいなら必要ないかもしれないですが)。
また、ActionScript2.0との違いの一つとしてよく取り上げられます。ActionScript2.0から3.0に移行する際に引っかかるポイントのようです。
イベントとは
イベントとは特定の事象が発生した際の通知ぐらいに考えてください。
たとえば、マウスをクリックした際に絵を切り替えるなら、マウスをクリックしたというイベント通知を取得して絵の切替処理を行うことになります。
ActionScript2.0の場合にはインスタンス上に
on(press)
と書くだけでマウスプレスのイベントを取得できましたが、ActionScript3.0では異なります。
今回加える処理
まず、前回は画像のロードが完了してもしなくても表示リストに追加しましたが、今回は画像のロード完了を待って表示リストへの追加を行います。
今後画像ビューアの制作を進めていくに当たって、ロードしたものをただ順番に表示するだけではなく、ロード完了した画像の表示切替等を制御する必要がありますので。
また、マウスクリックした際に画像を回転する処理を加えています。
画像ビューアとして画像回転は特に必要ないのですが、クリックされたことを判断するための仮処理です。
スクリプト
まず、スクリプトはこちら。
以下は実行結果です。
(クリックすると画像が回ります)
イベント処理の設定
今回追加や変更を加えた箇所について一つずつ解説していきます。
-----------7〜8行目-----------
import flash.events.Event;
import flash.events.MouseEvent;
イベント取得に必要なクラスのインポートを行っています。
import flash.events.Event;はロード完了取得用です。
import flash.events.MouseEvent;はマウスクリック取得用です。
Eventクラスについては公式サイトのEventに、MouseEventクラスについては公式サイトのMouseEventに詳しい解説が載っています。
-----------20〜21行目-----------
loader.contentLoaderInfo.addEventListener(Event.COMPLETE, finishLoad);
loader.addEventListener(MouseEvent.CLICK , clickImage);
20行目がロード完了イベントの設定です。loaderがロード完了した際にfinishLoadというメソッドを呼び出すように設定しています。
21行目はマウス完了イベントの設定です。loaderがマウスクリックされた際にclickImageというメソッドを呼び出すように設定しています。
addEventListenerがイベント取得を設定するためのメソッドです。
ロード完了した際にはloader.contentLoaderInfo、マウスクリックした際にはloaderとaddEventListenerの呼び出しが異なることに注意してください。
-----------26〜28行目-----------
private function finishLoad(event:Event):void{
addChild(loader);//表示リストへの追加
}
ロード完了時に呼び出されるメソッドです。
loaderを表示ツリーに追加しています。
メソッドの定義は
メソッド属性 function メソッド名(引数):戻り値の型
という書き方をします。
引数はそのメソッドが受け取る値、戻り値はそのメソッドが呼び出し元に返す値です。
戻り値についてはまだ使用していないため、現時点では気にしないで大丈夫です。
Voidは戻り値がないという意味です。
他のクラスからアクセスすることがないため、属性はprivate(同クラス内でのみアクセス可能)にしてあります。
もちろん、public(どこからでもアクセス可能)にしても動作します。
引数のevent:EventはEventクラスのデータを、インスタンスeventにて受け取ることを意味します。
今回は使用していませんが、Eventクラスのイベントを受け取る場合はこのように記述します(インスタンス名は変更して平気です)。
-----------31〜33行目-----------
private function clickImage(event:MouseEvent):void{
event.target.rotation++;
}
こちらはマウスクリック時に呼び出されるメソッドです。
引数のevent:MouseEventはMouseEventクラスのデータを、インスタンスeventにて受け取ることを意味します。
event.targetはイベント通知元を意味します。つまり、今回の場合はloaderと同意となります。
rotationはloaderのプロパティです。
プロパティとは性質を表すデータのことです。
rotationは回転角度を示すプロパティです。
各クラス毎にx座標を示すx、y座標を示すy、透過度を示すalpha等、様々なプロパティが用意されています。
ActionScript2.0のように_はつきませんので注意してください。
event.target.rotation++;はevent通知元(loader)の回転角度を1増やすことを意味します。
++を--に変えると1減ります。
5増やしたいならevent.target.rotation = event.target.rotation + 5あるいはevent.target.rotation += 5と書きましょう。
「ここで定義したどちらのメソッドも同じ名前のeventというインスタンスを使っているけれど大丈夫なのか」
そう考えるかもしれません。
まったく問題ありません。
この二つは同じ名前ですが、変数のスコープのルールによって、異なるものとして処理されています。
これについては後述いたします。
変数のスコープ
-----------14行目-----------
private var loader:Loader;
-----------18行目-----------
loader = new Loader();
前回のスクリプトでは、この2行は1行にまとまってコンストラクタの中に記述していました。
var loader:Loader = new Loader();
といった風に。
なぜ今回、二つに分けて前半をコンストラクタ外に書いたかと言うと、ActionScript3.0ではメソッド内にて定義した変数がそのメソッド内でのみ有効だからです。
つまり、コンストラクタ内で定義した変数はコンストラクタ内でしかアクセスできません。
今回はloaderインスタンスをロード完了後に表示ツリーに追加するため、コンストラクタ内だけで完結しません。
そのため、コンストラクタ外からもアクセスできるよう、クラスの最初に書きました。
この変数の有効範囲のことを変数のスコープと呼びます。
変数のスコープについて
さきほど、eventという名前のインスタンスを各メソッドで用意しても問題ないと書いたのは、変数のスコープというものが存在するからです。
finishLoadの中で定義した変数はfinishLoadの中でのみ有効であり、clickImageの中で定義した変数はclickImageでのみ有効となります。
メソッドの外にて定義した変数はプロパティの扱いになり、属性指定によっては他のクラスからアクセスできます。
今回はprivateとして定義したため、他のクラスからはアクセスできません。
変数、定数の属性については以下のものが用意されています(定数については別記事にて説明いたします)。
- public:どこからでも参照可能
- private:同じクラス内でのみ参照可能
- protected:同じクラスあるいは派生クラスにて参照可能
- internal:同じパッケージ内で参照可能
- static:インスタンスではなくクラスに属するように指定
最初の4つの同時指定はできません。省略した場合のデフォルト値はinternalです。
詳しくは公式サイトのクラスプロパティの属性及びステートメント、キーワード、ディレクティブをご覧下さい。
まとめ
イベントは今後ずっと使っていく知識です。
import、addEventListener、そして対応するメソッドの定義がイベント使用のためのセットですので、お忘れなく!!
前の記事"AS 3.0 基本学習1-1 画像ビューア制作-画像のロード"はこちらです。
ActionScript3.0基本学習シリーズの目次はこちらです。
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