漫画・アニメ・アニメソングのブログ記事

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かなり久々ですが、私の大好きなアニメOP・EDの紹介です。
秒速5センチメートルのEDです。
いわゆるEDではなく、エンディングシーン、つまりはストーリーの一部ですが(この歌が流れた後にスタッフロールが別の曲とともにありますので)。


歌は邦楽史上に残る超名曲、山崎まさよしさんのOne more time, One more chanceです。


素晴らしい歌、素晴らしい映像、綺麗で何度も見たくなるEDです。
美しいなと惚れ惚れしてしまう出来……。
ただ、見る度に作品の内容を思い出してなんだかやりきれない気持ちになるのがやっかいなものなのですが……。
本当に、生きる上での切なさや儚さとかを見事に切り抜いた作品なんですよね。
ラストシーンについては色々と賛否両論見かけますが、ある意味最も「現実的な救い」があるラストなんじゃないかと私は考えています。
現実って、こういうものだよな……。


とにかく、主題歌、ラスト、そして本編等、諸々含め、私がこれまで見てきたアニメ映画の中でもかなり印象深い作品です。


やばい、泣けてきた。


競技かるたの永世クイーン

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ちはやふるというマンガが大好きです。単行本揃えています。
競技かるたの世界を題材にした、「文科系かつ体育会系」でなおかつ「少女マンガのノリかつ少年マンガのノリ」な、とても豪華で面白い作品です。

この作品を見ていて、実際の競技かるたってどんなものなのだろう……と気になりYoutubeを探したのですが、ほとんど見つからなかった。
上に貼付けたのは、多分なんかのイベントで競技かるたのクイーン(競技かるたの世界の女性ナンバー1)がどこぞの役員さん3名とかるたで対戦している動画です。
真剣勝負ではない様子なので、クイーンの方も全力でないとは思うのですが……おお、本当にかるた飛んでる。
速い……。

競技かるたに興味ある方は全日本かるた協会のサイトをご覧下さいませ。

はい、見てきましたよ、ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破
本当は公開初日に行きたかったのですが、TOEICの勉強に集中するため、試験終了後のご褒美といたしました。


感想は……難しいですね。なんと言えばよいのか。
面白かったし、夢中になって見ましたし、もうスクリーンに釘付けだったわけですが、この見た後の感じは、それだけじゃないかなと……。


おそらく皆さんご存知の通り、ヱヴァンゲリヲンは10年以上前に一世を風靡いたしました。
当時は"ヱヴァンゲリヲン"ではなくて"新世紀エヴァンゲリオン"でしたが。
私は当時、リアルタイムでこの作品を楽しんでいたのですが、本当に、すごい盛り上がりだったなと……。
普段はアニメを見ない人でも普通に知っていましたからね。
当時を知らない人と言うのももうかなり多くいるかと思いますが、テレビ放映後10年以上経ってもここまで話題を集めていることからも当時の盛り上がりのすごさがある程度想像つくのではないでしょうか。


今回のヱヴァンゲリヲン新劇場版:破は、新世紀エヴァンゲリオンの新シリーズです。
全4部作の予定で、2007年の9月1日に前編であるヱヴァンゲリヲン新劇場版:序が公開されました。
今作は中編に当たり、今後後編と完結編が公開される予定です。


で、今作の感想ですが……
前作の序は元々のテレビシリーズの内容と似ている部分がかなりあったのですが、今回は……
設定や主要キャラクターはテレビシリーズを大きく受け継いでいますが、もう、別作品と言っても差し支えないぐらいに違っていましたね。


なんか、本当に不思議な感覚です。
テレビシリーズをすごく楽しませてもらった一人として、面白い新作を見ることができるというのはとてつもない喜びで……
でも
新作でありながらも旧作の姿が細部にちりばめられていて……
うまく言えないのですが、テレビシリーズを元にしてテレビシリーズ以上の技術にて作り上げられた二次創作を見ているような気持ちになります。
別に悪口ではないですからね。
こういう感覚、初めてです。


テレビシリーズを知らずに初めてこの劇場版シリーズを見る人がどう感じるか上手に想像できないです。
それぐらい、目にフィルターかけて見てしまうんですよ。
ただ、テレビシリーズに比べて絵はずっと綺麗になっていますし、キャラクターの性格や気持ちの動きなんかかなりストレートで、いかにも映画向きになっているので、万人が楽しめる感じかな?
戦闘シーンも、日常風景も、人間模様も、素直にエンターテイメントしていたので


正直、新劇場版の公開が発表されたときは内心ちょっと反対だったのです。
当時の良さを、心の中、当時のままでとどめておきたかったから。
でも、前回の序、今回の破を見て、今は肯定派です。
だって、一言で言うと、私は楽しんでいるから。
旧作からのファンである他の人がどういう気持ちかはわかりませんが……
もしも多くの他の人も似たような気持ちでいるなら、それはものすごいことですよね。
リメイク、続編、新作……どういう形であるにせよ、ある作品を元にして生み出された作品において、元の作品のファンを納得させた例って、そんなにないかなと。
まあ、まだ完結していないですが。


上映後、劇場内の雰囲気が、ヱヴァンゲリヲン(エヴァンゲリオン)ならではでしたね。
あの、ざわざわ感。
誰もが語らずにいられないような様子。
これこそ、ヱヴァンゲリヲン(エヴァンゲリオン)の最大の魅力なのかもしれません。


最後に一つ、気になること……
アスカファンはどう思ったのでしょう、今回の作品……。

けいおん!(K-ON!)

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ええ、見ていますともさ。
(一部で?)超話題のアニメけいおん!(K-ON!)
なんだか久々に続きをすごく楽しみに待っているアニメかもしれない。

別に絵が好きとか、音楽が好きとか、ギャグが好きとか、キャラクターが好きとか、澪が好きとか、そういう理由で見ているというよりは、なんかほのぼのするんですよね。
こういうだらだらとした雰囲気の笑える作品好きです。
(誤解のないように書いておくと、絵も音楽もギャグもキャラクターも素晴らしいと思いますよ。さすが京アニ。ただ、それらが見るための一番の理由ではないというだけ。)

原作をちゃんとは見たことないんですが、せっかくだから買ってみようかな?

タイトル通り、軽音楽部を舞台とした学園ものなのですが、本作品の影響なのか楽器の売上がものすごいそうですよ。
ASCII.jp:けいおん!人気で業界騒然、左利き用ベース2年分を追加発注

ちなみに原作者であるかきふらいさんの公式サイトがあるんですが、現在は残念ながら縮小運営中です。

以前このblogでも取り上げましたトキワ荘記念碑、先日、行ってきました。
場所は東京都豊島区南長崎、最寄り駅は西武池袋線の東長崎駅(椎名町駅も近いかな)、大江戸線の落合南長崎駅です。

トキワ荘に入居したそうそうたる方々……
手塚治虫先生、寺田ヒロオ先生、藤子・F・不二雄先生、藤子不二雄(A)先生、鈴木伸一先生、森安なおや先生、石ノ森章太郎先生、赤塚不二夫先生、水野英子先生、よこたとくお先生……
各先生の自画像とサイン付きの記念碑、感動しながら見つめてきました。
※藤子不二雄(A)先生の(A)は本当はAを○で囲みます。

写真は、ぜひ実物を見ていただきたいという気持ちでここには載せませんが。
(ネット上にもっと綺麗な写真がいくらでもあるということもありますし)


トキワ荘記念碑を見た後

  • 中華食堂 松葉(トキワ荘メンバーが好んだラーメンのお店)
  • 落合電話局(電話が備え付けられていなかった時代、ここの公衆電話から編集者とやり取りしていた)
  • 菊菓堂のあった場所(フランスパンのメンチカツはさみはまんが道ファンなら誰もが知っているでしょう)

を巡りました。

トキワ荘での先生方の生活は、本当に熱いものだったのだろうなと想像します。
入居者以外にも、つげ義春先生やつのだじろう先生、園山俊二先生等……これまたものすごい方々が通っていたわけで……。

現代も負けてはいられないですね。

以下、トキワ荘記念碑の場所や、周辺の様子、当時の様子等へのリンクです。

5月16日にテレビ東京で放映の出没!アド街ック天国は椎名町で、記念碑のことも放送されるようですよ!

4月22日に発売予定の週刊少年サンデーで高橋留美子先生の新連載「境界のRINNE」がついに開始ですね。
犬夜叉終了から約1年近く、かなり楽しみに待っていました。ついについにの開始です。
タイトルが高橋留美子先生作品にしてはひねりがない感じですが、内容はどうだろう?

それにしても、今更わたしが言う必要はないことですが、高橋留美子先生は本当にすごいですね……。
うる星やつらの連載開始から30年間、ずっと漫画界の第一線ですから。
しかも、連載した作品のヒット率、100%。
こんな漫画家さん、他にいるんでしょうか?

長期連載作品としてうる星やつら、めぞん一刻、らんま1/2、犬夜叉……
不定期連載作品として1ポンドの福音と人魚の森シリーズ……。
さらには短編漫画として炎トリッパー、笑う標的等……
コメディ作品を描かせてもシリアス作品を描かせても、長編を描いても短編を描いても、すべてが人気を集めている……。

正直、この方がいらっしゃらなかったなら、今の日本の漫画界はまったく別の姿になっていたんじゃないかとまで思います。

るーみっくわーるど作品で個人的に一番好きなのは、うる星やつら。
多くの個性的なキャラクターが登場し、しかも誰かだけが目立つことなく一人一人が見事なまでに作品の中で活きている。
そして、作品に毒がなく、読んでいて純粋な気持ちで楽しめる。
こんな作品、他には知りません。

新連載、本当に楽しみです!

   
  

トキワ荘記念碑

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あの伝説のトキワ荘跡地近くに、記念碑が建てられるそうです。
これは絶対に見に行きます!
で、その帰りにはまた松葉で食事します!!

トキワ荘とは、もはや偉人として語り継がれる伝説の漫画家たちが集った伝説のアパートです。
藤子不二雄(A)(本当は○の中にA)先生によるまんが道等、当時の話は様々な書籍で目にすることができます。
(まんが道はすべて事実に即している内容というわけではないですが。)

わたしは今でも、自分を奮い立たせたいときにはまんが道を読みます。
「マンガとして楽しんで読めるように」と考えてのことかかなり軽いタッチで書かれてはいますし、実際にはこの数十倍や数百倍のの "苦しさ" や "熱さ" や "希望" に満ちていたことでしょう。
想像するだけで胸が燃えそうになります。

本屋にマンガが溢れている今とは違う、昭和30年頃の話です。
個よりも世間が遥かに強かった時代でしょう。"一般" という名の道を外れることは、とてつもなく大きなプレッシャーがあったに違いない。
マンガ家を目指すというのは、かなりの決意と覚悟が必要だったはずです。
そんな時代に、同じ漫画家という道を選んだ仲間たちが集い、共に生活した……。
そして、時代に名を残していった……。

トキワ荘跡地は、まさに、伝説の地です。

  

もっと熱い日々を送りたい、なんてことを最近やたら考えます。
熱い日々を送るためには、自分自身が熱くならないといけないわけです。
ということで、現在連載中の漫画の中でも熱くなれるものを二つご紹介。
わたしはこれらの漫画を読んでやる気出しています。両方ともプロの漫画家を目指す漫画です。

アオイホノオ(作者:島本和彦)

「熱血漫画家と言えばもうこの人以外にはいない!」
という独自路線を歩み続ける島本和彦さんの作品です。
掲載誌はスピリッツ増刊・YSスペシャルで、現在単行本1巻発売中。

プロ漫画家志望の大学生が主人公の1980年代が舞台の物語。
高橋留美子さんやあだち充さん、銀河旋風ブライガースターウォーズ、さらには細野不二彦さんや庵野秀明さん等、1980年代だからこその内容が描かれています(ただし、フィクション!)。
1980年代を知らなくても楽しめる作品だとも思います。

熱くて、笑えて、熱くて、笑えて、熱くて……
読んで熱血しています。


バクマン。(原作:大場つぐみ 漫画:小畑健)

作者名を見ておわかりの通り、大ヒット作DEATH NOTEのコンビによる作品です。掲載誌も同じく週刊少年ジャンプ。こちらも単行本第1巻発売中です。
内容は、アオイホノオ同様、プロの漫画家を目指す主人公の物語。ただ、原作担当と漫画担当の二人組で目指すという点では違います。

この漫画は「売上日本一の漫画雑誌であるジャンプのアンケート至上主義について語っている」という、商業レベルで言うならジャンプでしか書けない内容を扱っているという点である意味、貴重です。
でも、そんなことはわたしにとっては正直それほど大事ではなくて、主人公たちの漫画に描ける熱意が見ていて本当に心地良いです。がんばる人、大好きです。

夢を追い求める物語、やっぱり惹きつけられます。

富野由悠季先生の言葉

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ついに本日、11月に突入です。
今年もラスト2ヵ月となりました。早いものです。
特別、年という区切りを意識して活動しているわけではないですが、それでもなんだか気になりはします。
残り2ヵ月、悔いなく進みたいなと。

そんな中、素晴らしき燃料をいただきました。

先日、10月27日に行われたイベント「東京コンテンツマーケット2008」での富野由悠季先生の言葉がITmedia Newsに掲載されています。

「お前らの作品は所詮コピーだ」――富野由悠季さん、プロ論を語る

富野先生といえば、機動戦士ガンダムの総監督を始め、多数名作に関わった日本アニメ界を代表するお方です。

そんな方が今の現役クリエイターたちに向けたメッセージが今回紹介しているITMediaの記事なのですが……本当に、めちゃくちゃ熱いです。

語られている創作論については異論を抱く方もいるかもしれませんが、そこに込められた熱意や、また、結局のところ努力をするしか道はないということについては、大半の方が共感をできるんじゃないかと思います。

ぜひ、読んでみていただきたいです。

さあ、進むぞっと。


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※上記画像はマメマガにて配布中の壁紙縮小版です。

週刊少年マガジンにて今週発売の46号から連載開始されました星野泰視先生の「弑逆契約者 ファウスツ」が今後楽しみな感じです。
星野泰視先生と言えばわたしのマージャンに対するイメージを「まるで格闘技」と位置づけさせた伝説の作品哲也-雀聖と呼ばれた男の漫画家さんです(原作はさいふうめい先生)。

この弑逆契約者 ファウスツは「天才数学少年による未知への挑戦」といった内容のようです(まだ第一回しか読んでいないので今後の展開が推測しかできない)。わたし、数学ものの作品が好きなんです。知的好奇心が刺激されて、胸と脳がドキドキします。
数学ものだからという理由だけではなく、星野泰視先生の作品が好きだと言う気持ちもあり、今後も愛読させていただく予定でいます。

サッカーを取り上げた漫画とか恋愛を取り上げた漫画とか……は多くあるのに、数学を取り上げた漫画というのは少ないんですよね(というか、ほとんど知らない)。
あだち充先生作の野球漫画数 > 全数学漫画数
という数式が成り立ちそうな気すらします。

数学漫画が少ない理由の一つとしては描きづらさがあるのでしょう。
数学について描くのであれば、作者本人に数学知識が求められますので。

それと、もう一つの大きな理由として、数学って人気ないんですかね、やっぱり。

もはやカリスマと呼べるであろう森博嗣先生がブログにて"若者の理科離れ"について語っていますが、それを読んで色々と考えさせられました。
興味のある方はぜひ読んでみてください。


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